徳田けんいち後援会

社会・生活
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Culture Club – Time (Clock Of The Heart)


 26歳から31歳までのいずれかの日だったと思いますが、それがいつだったかは正確には覚えていません。

 またその日、職場の同僚を一人か二人自宅に招いて酒を飲んだように記憶していますが、それが誰だったのかも正確にはわかりません。

 夜遅くなり、友達が帰り、一人になったあとも、その夜は明け方近くまで酒を飲みながら、一人の時間を静かに楽しんでいたように思います。

 ビデオデッキやレーザーディスクが発売されたばかりの頃で、もしかしたらビデオデッキで録画したアメリカのトップフォーティーや、レーザーディスクで発売されたイギリスの音楽レーベルの作品を楽しんでいたのかもしれません。

 明け方、4時頃だったと思いますが、窓の外が徐々に白んできた頃、思いがけずこの曲が、ビデオやレーザーディスクを繋いだステレオから聞こえてきたように思います。

Culture Club – Time (Clock Of The Heart)

 夜明けの清々しい静謐な印象と、この曲がもたらす明け方の印象がおなじのもののように感じられ、何か人生の貴い意味に触れるような、鮮烈な印象を受けました。

 そして、このときから現在に至るまで、この曲が人生の何らかの意味を語りかけてくるような特別ものとして感じられるようになりました。

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