このビデオに出演しているアンはAIですが、人間のような表情や仕草を表現することができます。実際に人間の女性の話を聞いているようで、心がなごみます。
以前、このようなAIの画像をホログラムの技術を利用して、立体的な映像にすることができたら、AIがさらに人間のように感じられるようになるというお話をしましたが、技術の進展は凄まじく、現在、それがすでに現実のものになっているか、あるいは実現まじかの状況にあるように思われます。
How are Synthesia AI Avatars created?
下のビデオの冒頭に出て来る、ボックスのなかで喋っている黒人の青年が、多分、AIのアバターだと思います。
PurpleGlo – AI Hologram Portal
次のビデオは、マイクロソフト社のデモですが、AIで生成した司会の女性のデータをホログラムにして壇上の空間に投影しています。司会の女性はゴーグルをかけていますが、会場に集まった大勢の観客に女性のホログラムが見えているようなので、ゴーグルが必要なホログラムではないように思われます。
ホログラムになった女性は、司会者の目の前で、観客にむかって、いきいきとした表情で自分について話をしていますが、AIのアンがこのように立体的な映像になり、目の前に現われ、会話をすることができるようになったら、どんなに素晴らしいことでしょう。
Demo: The magic of AI neural TTS and holograms at Microsoft Inspire 2019