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Yさんの死

 今夜、アフラックの契約者であり、知人でもあるYさんのお通夜に行って来ました。Yさんは私よりも4歳年下、5年前に大腸がんになり、近年病状が悪化し、数か月の闘病生活を繰り返した後の死でした。今朝、奥様からご連絡をいただき、彼の死を知りました。
 Yさんの葬儀は、東所沢で行われました。東所沢は私がYさんと知り合ったとき、Yさんが工場を構えていた土地です。その後、飯能に工場を移しましたが、奇しくもまた思い出のある東所沢に戻って来たことになり、何か因縁のようなものを感じます。
 Yさんの葬儀は住職も導師と言われる人もいない、特殊な葬儀でした。Yさんがビートルズが好きだったということで、式の冒頭で「Love Me Do」と「I Want To Hold Your Hand」が流され、その後、3人の友人代表が祭壇に向かって生前のYさんの思い出を綴りました。
 私がYさんと知り合って間もなく、Yさんがドラムを叩くという話を聞いたことがありますが、Yさんがビートルズが大好きで、友人たちと一緒にビートルズのコピーバンドを結成し、定期的に都内のライブのできる会場に出演し、高い評価を得ていたことは、このとき友人たちの話から初めて知りました。
 私もビートルズが大好きです。毎夜、ユーチューブで様々なジャンルの様々な曲を聞き、それなりに楽しんでいますが、最終的にはビートルズに戻って来ます。一昨日の夜もビートルズを聞いたばかりで、葬儀の冒頭で流れた「Love Me Do」と「I Want To Hold Your Hand」を聞いていると、式場にいるのか自分の部屋にいるのか分からなくなってきます。
 祭壇の端には、Yさんのバンドで作った、嘗てミリタリールックと言われた特長のある制服があり、懐かしさを覚えました。1967年のアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケットのなかでメンバーが着ていた衣装を思わせるデザインの制服です。痩身で背の高いYさんは、この制服に限らず、友人たちから、何を着ても格好いいと言われていたようです。
 お焼香のあと、棺のなかのYさんの顔を拝見させていただきましたが、私が知っているYさんよりも顔が相当小さくなり、痩せこけ、土色になり、死をまざまざと感じさせました。それでもその口からは、数年前、工場に居ついた2匹の野良猫の話をするYさんの声が聞こえるように感じられ、暖かい安堵と途方もない喪失感で胸がいっぱいになり、思わず涙が流れました。

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