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最近読んだ本 – 江部康二の糖質制限革命 –

 江部康二(えべこうじ)先生は医師で、日本における糖質制限食の最初の提唱者です。2005年に「主食を抜けば糖尿病は良くなる!」という著作を上梓しています。
 先生は糖質を制限することで、糖尿病、腎症、網膜症、神経障害などの合併症を予防することができるとしていますが、糖質を制限すると血糖値が上がらず、血糖値が上がらなければ糖尿病も合併症も発症しないという考え方です。
 
 数年前、たまたま受けた健康診断の結果、空腹時の血糖値が基準値よりも高いことがわかり、それ以来、糖質を制限するようになりました。その結果、空腹時血糖値、HbA1c(ヘモグロビンA1c(エーワンシー))とも、ここ数年、基準値以下になっています。
 食後血糖値も糖質を制限するようにしていますので、危険な水準までは上昇しません。自分で市販の試験紙でチェックできますので、正確な血糖値はわからないにしても、大まかな状態は把握できます。
 気をつけなければならないのはアルコールです。毎晩、量は多くありませんが、ビール、ワイン、焼酎などを飲みますので、食事の糖質制限とともに注意しなければならない部分です。 

 江部先生によれば、毎年糖尿病の合併症により16,000人が新たに人工透析を受けるようになり、3,000人が失明し、3,000人が足を切断しているそうです。人口透析だけ見ても、この著作を執筆当時で約36万人が人工透析を受け、年間約1兆6000億円かかり、そのうち三分の一以上が糖尿病の合併症によるものだそうですが、糖質制限食で合併症が予防できるようになると、その三分の一以上にあたる約6,000億円が削減できるようになるそうです。
 糖質制限食は、その他にも、高血糖、高インスリンが原因と考えられる肥満、高血圧、脳血管疾患、虚血性心疾患、アルツハイマー症、がんなどにも効果があるということなので、これらの医療費、薬剤費を合わせると、約三兆5,000億円もの削減が見込めるとのことです。

 糖質制限食の詳細は著作を読んでいただくとして、江部先生の著作を読むと、少子高齢化社会のなかにあっても、医療費が大幅に削減できる余地があることがわかります。ちょっと生活を変えるだけで健康な生活が可能になり、その結果、国や自治体の財政も、無駄、無理のないものになってきます。
 この著作は、そのような展望を可能にする、大変示唆に富んだ本かと思います。

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