アーティクル
アーティクル
アーティクル

コロナ薬候補を数十種類 スパコン「富岳」で京大発見 続き

 先日、京都大学の奥野恭史教授らが理化学研究所のスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」を用い、新型コロナウイルス感染症の治療薬の候補となる物質を数十種類発見したという発表があったばかりですが、これには記事にない部分があり、それによれば、発表にあった「ニクロサミド」や「ニタゾキサニド」よりも、評価の方法により高いスコアを出した薬剤があったそうです。薬剤の名称は、「名前だけが一人歩きすると、社会的な影響も大きい」として公表されなかったそうですが、「日本の製薬会社がオリジナルで開発し、特許を持っているものである」または「比較的古い薬剤であり、特許が切れているものである」ということです。いずれ公表されることになると思いますが、大変気になるところです。

 以下、PC Watch(7/6)から、その部分の引用になります。

 活性ポケットの結合の強さでは、ニクロサミドが2番目のスコアであり、それを上回る1位のスコアを出した薬剤の名称は、「名前だけが一人歩きすると、社会的な影響も大きい」として公表しなかったが、「日本の製薬会社がオリジナルで開発し、特許を持っているものである。海外では、臨床研究や論文などが報告されていない。この医薬会社と話しあいを行ない、製品化に向かって進んでいきたい」などとした。

 また、活性ポケットへの結合では3位のスコアだが、全体での結合では2位となり、マッピング上では、一番右上に位置づけられる薬剤については、「比較的古い薬剤であり、特許が切れているものである」と明かした。

 さらに、すでに海外治験が行なわれている薬剤のなかで、ニクロサミド、ニタゾキサニドについで、3位のスコアをつけた薬剤は、「日本でも市販されており、手軽に手に入る薬剤である」としている。

 理研では、今回の結果をもとに、今後は、これらの薬剤のライセンスを持っている企業に情報を開示して、新型コロナウイルスへの適用を提案するという。

 奥野教授は、「国内では治療薬の治験が行なわれていない。日本のメーカーにもがんばってもらいたい。医学研究者とともに、臨床研究、治験も進めたい。理研では細胞実験の検証も行ない、学術的な観点から順次公表していきたい」とした。

最近のニュース・トピックス

カテゴリー

アーカイブ

ニュース一覧

ページトップへ