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アビガンとフサン併用、重症患者に有効か 東大が発表

 東京大の研究チームは4月から、肺炎を発症している新型コロナウイルス陽性患者を対象に、新型インフルエンザ治療薬アビガンと膵炎治療薬フサンの併用療法の特定臨床研究を開始していましたが、7月6日、その結果が発表されました。
 アビガンはウイルスの増殖を抑える働きがあり、フサンは細胞内への侵入を抑えるということで、どちらも感染初期に効果がある薬剤という位置付けのようですが、今回、集中治療室(ICU)で人工呼吸器や人工心肺装置ECMO(エクモ)の治療を受けている重症患者を回復させたということで、重症化した場合でも効果を期待できる治療薬、治療法であることが確認できたようです。
 重症化した場合でも生還できる治療法が一つ増えたかもしれないということで、ちょっとほっとします。
 ちなみに治療を受けていた11人の患者のうちお亡くなりなった1名の方は、治療の継続をお望みにならなかった方ということのようです。

 以下、産経新聞(7/8)からの引用になります。

 新型コロナウイルスの治療薬候補である新型インフルエンザ治療薬「アビガン」と膵炎(すいえん)治療薬「フサン」の併用が重症患者に有効である可能性を確認したと東京大の研究チームが6日、発表した。

 4月から集中治療室(ICU)で人工呼吸器や人工心肺装置「ECMO(エクモ)」の治療を受けるなどした36〜75歳の重症患者11人に、併用して投与。1人は死亡したが10人は回復し、半月ほどで人工呼吸器が不要になり、一部は既に退院した。

 ICUでの治療が必要となった患者の死亡率は、海外では30〜50%に達するとの論文がある。今回は科学的な手法に基づく厳密な評価ではないが、作用メカニズムが異なるアビガンとフサンの併用は有効な可能性があるとしている。

 同大は5月に併用の臨床研究を開始。アビガンは単独での効果を調べる治験も行われているが、有効性は確認されていない。

 アビガンはウイルスの増殖を抑える働きがある。フサンは細胞内への侵入を抑えるほか、重症化の一因とされる血栓の発生も防ぐと期待されている。

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