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アビガン、県内コロナ患者に投与 症状改善を確認 4指定医療機関

 アビガン(ファビピラビル)を新型コロナウイルスによる肺炎の治療に使用する病院が増えているようです。
 日本感染症学会のホームページのCOVID-19症例提示ページにも、最近、国内各地の病院からのアビガンによる治療の症例提示が目立って増えてきました。
 当初は呼吸困難に陥るなど重症化してからアビガンを使用していたようですが、最近は入院当日から積極的にアビガンを投与する病院も増えているようです。
 以下は日本感染症学会のCOVID-19症例提示ページにある見出しの抜粋です。

 ・発熱・下痢症状を伴う新型コロナウイルス肺炎に対しヒドロキシクロロキン、ロピナビル/リトナビルを投与したが増悪しファビピラビルが著効した1例(東京慈恵会医科大学葛飾医療センター)(2020.4.15)
 ・発症8日目にファビピラビルを投与し、翌日から急速に改善したCOVID-19肺炎の1例(日本赤十字社伊勢赤十字病院)(2020.4.15)
 ・透析患者にFavipiravirを使用したCOVID-19肺炎の一例(名古屋大学医学部附属病院)(2020.4.15)
 ・当院におけるCOVID-19診療11例の経験 ―ファビピラビル投与を行った肺炎例を中心に―(独立行政法人地域医療機能推進機構船橋中央病院)(2020.4.13)
 ・ファビピラビル(アビガン)投与により速やかな症状改善とPCR陰転化を認めたCOVID-19肺炎(東京品川病院)(2020.4.6)
 ・ファビピラビルを早期投与し軽快した80代後半のCOVID-19肺炎の1例(船橋中央病院)(2020.3.31)
 ・早期のファビピラビル、シクレソニド投与にて重症化せず軽快に至ったCOVID-19肺炎の1例(独立行政法人労働者安全機構旭労災病院)(2020.3.31)

 岡山県内の医療機関がアビガンを使用することになったことが若干意外でしたので、山陽新聞からも引き続き引用させていただきます。
 以下、山陽新聞(4/15)からの引用になります。

 新型コロナウイルスへの治療効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、岡山県内の全4指定医療機関が研究目的で新型コロナの患者に使用できる態勢を整えたことが14日、医療関係者への取材で分かった。既に県内の患者に投与されており、その後の症状改善が確認されている。

 アビガンは、富士フイルム傘下の製薬会社「富士フイルム富山化学」(東京)が開発し、新型コロナのようなRNAウイルスの増殖を抑えるとされる。中国の臨床研究で患者の症状が改善したとの報告があり、国内でも3月末から承認に向けた臨床試験が始まっている。

 県内の指定医療機関は岡山大病院(岡山市)、岡山市立市民病院(同市)、倉敷中央病院(倉敷市)、津山中央病院(津山市)。

 医療関係者によると、いずれも本人の希望や病院の倫理委員会の了承があれば、患者への投与が可能となる。ただし、アビガンは動物実験で胎児に奇形が出る恐れが指摘されており、妊婦や妊娠の可能性がある女性には使用できない。

 県内のある指定医療機関では、人工呼吸器の装着が必要な患者へ投与したところ、数日で呼吸器を取り外せる状態にまで回復した。医師らが投与と症状改善の相関関係を調べている。

 政府によると、全国では120例を超える投与が行われ、一定の治療効果が確認できたとされる。安全性と治療効果が認められれば、7月以降にも治療薬として使用できる可能性があり、国はアビガンの備蓄量を現在の3倍、200万人分まで拡大する方針を示している。

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