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がんの「光免疫療法」気になる費用

 国立がん研究センター柏東病院で治験が続けられているがんの「光免疫療法」ですが、2019年3月11日から頭頸部扁平上皮がんを対象にした第Ⅲ相試験(フェーズ3)が開始され、また、それとは別に、食道がんを対象とした光免疫療法について、医師主導治験*を2019年2月2日より実施しているということなので、順調に推移しているようです。

 * 医師主導治験について
 医師主導治験とは,新しい薬が承認され,保険で使えるようになるためには新薬の開発研究(治験)が必要です。以前は製薬会社だけが治験を行っていましたが,2003年7月に医師や歯科医師が治験を企画して医薬品開発にかかわることが認められました。このように医師や歯科医師が自ら治験を実施することを医師主導治験といいます。

 気になる費用ですが、2018年に千春皮フ科クリニック院長渡邊千春先生が「光免疫治療法」の開発者であるアメリカ国立衛生研究所(NIH)の小林久隆主任研究員に行ったインタビューでは、小林先生は、



 「一番費用がかかるのは、IR700を付けた抗体ですが、通常の抗体治療の数十分の1程度の量しか使わないので、それほどの高額にはならない見込みです。
 また、近赤外光を照射するレーザー装置は、放射線治療装置のように高価ではありません。
 しかも、入院も必要ないのです。
 従来のがん治療法に比して、費用をかなり低減させられることが期待できます。」

 というお話をされていました。

 IR700を付けた抗体は、保険適用されない場合100万円~200万円のレベルになる見込みとのことですが、独占的にパテント(特許)を与えられた楽天メディカルジャパン株式会社の企業努力で、さらに価格が下がることが期待できます。
 いずれにしても日本の場合、保険適用になれば「高額療養費制度」もあり、患者さん自身の負担額は数万円程度になります。
 
 急増する医療費は各国の大きな課題で、特に日本の場合、国民の2人に1人ががんに罹患し、がん治療費にかかる社会保障費は莫大なものになっています。「光免疫療法」が普及すれば、医療費の増加に悩む国の財政にとって大きな改善要因になることが予想され、そのような意味でも「光免疫療法」の速やかな普及が期待されます。

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