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腎臓の尿排出機能を再生 慈恵医大グループ 末期腎不全の治療に応用も

 産経新聞の記事からそのまま引用させていただきます。

「 腎臓の元になる前駆細胞から尿を排出する機能を持つ腎臓を再生させることに、東京慈恵医大の横尾隆教授らのグループが成功した。複雑な構造を持つ腎臓は再生が難しい臓器のひとつ。研究は末期の慢性腎不全患者の治療に応用できる可能性がある。23日、英オンライン科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」に発表された。

 腎臓の前駆細胞が腎臓に成長するには、ニッチと呼ばれる育つ場所が必要とされる。横尾教授らは、ラットの腎臓の前駆細胞をマウスの子のニッチに注入し、マウス自身の前駆細胞は薬剤で除去。マウスのニッチの中でラットの前駆細胞が約4週間かけて成長、腎臓のもっとも大事な働きである尿排出機能も獲得した。

 横尾教授らは、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から腎臓を再生するまでの過程を(1)iPS細胞から腎臓の前駆細胞を作る(2)前駆細胞から再生腎臓を作る(3)尿を排出する経路を樹立-の3段階に分け、今回は(2)の部分に成功した。(3)は2年前に成功しており、(1)は国内外の複数のグループが方法を樹立している。

 慢性腎不全の患者は人工透析や移植以外に治療法がなく、生活に大きな制限を受ける。横尾教授は「人に応用するにはまだハードルもあるが、次はより人に近いブタやサルで応用したい」と話している。」

 再生医療による腎臓治療は、国内の各大学で積極的に進められ、大きな成果を収めていますが、最近研究の進展が一段と早くなったように思います。

 慈恵医大の横尾教授は、メディカルノートというサイトでのインタビューの中で、

「 「腎臓病の全く新しい治療法を作ろう」と一念発起した20年前、私は自分自身が努力する姿や、研究が少しずつ前進している様をおみせすることができれば、それが患者さんにとって生きる希望になるのではないかと考えていました。たとえトンネルは長くとも、その先に小さな光がみえていれば、前向きに生きる力が湧くのではないかと思っていたのです。
 しかし、今みえているものは、もはや小さな光ではありません。腎臓再生を実現するための3ステップを提示することができ、現在はトンネルの出口がみえる段階にまで来ているといえます。
 ここまで来たからには、さまざまなご批判を受けることも覚悟のうえで、治療を待つ世界の患者さんへと、再生腎臓を用いた治療を届けるべく踏み出したいと考えています。10年以内、可能であればそれよりも前倒しで、実際の患者さんに対する応用をスタートさせたいと考えています。」

と仰っていますが、遠い将来のことと言われていた腎臓の再生医療についてのこれまでの予想と、実際の研究の進展の早さを考えると、もっと早く臨床試験と実際の治療が始まるのかもしれません。

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