*
*
*

東芝 – アメリカでの原子力事業の失敗 –

 なぜ東芝が経営危機に陥ることになったのか、何となく分かっているようで分かっていなかったので、日立のイギリスでの原発建設への関心もあり、少し調べてみました。
 最大の原因は経営に問題があったということだと思いますが、直接の引き金になったのは、やはりアメリカの子会社ウェスチングハウス(WH社)が抱えた巨額損失だったように思います。
 なぜウェスチングハウス(WH社)がそれほど巨額の損失を抱えてしまったのか。それは、ウェスチングハウス(WH社)が0円で買収した米原子力サービス会社ストーン&ウェブスター(S&W社)が7,000億円規模の巨額損失を抱えていたからです。
 ストーン&ウェブスター(S&W社)は米国の原子力サービス企業で、当初ウェスチングハウス(WH社)と共同で米国の原子力発電所の建設を受注し建設を行っていましたが、福島原発事故に伴う規制強化や人員不足による工期延長などで発注元(米サザン電力とスキャナ電力)とコスト負担をめぐる巨額の訴訟が続くようになり、WH社とS&W社でも意見の相違が生じるようになったことから、2015年にウエスチングハウス(WH社)が親会社である米大手エンジニアリング会社シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン(CB&I社)からS&W社を買収することになりました。そして、2016年末にWH社がS&W社の資産価値を再評価したところ7,000億円規模の損失を抱えていることが明らかになり、今回の東芝の経営危機へ繋がって行くことになります。
 なぜこのようなことになってしまったのか。WH社がシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン(CB&I社)に騙されたという説もありますが、アメリカにおける原子力事業での東芝の未熟さを指摘する声もあります。
 株式会社の株主は有限責任なので、子会社が経営破綻することになっても親会社である東芝に直接影響は及ばないような気もしますが、会計上はそうではありませんでした。

最近のニュース・トピックス

カテゴリー

アーカイブ


  • 後援会の代表者
    行政書士・マンション管理士・社会保険労務士
    ファイナンシャル・アドバイザー
    徳田 賢一
  •  政策への賛同者が一体になることで大きなうねりを引き起こし、党派にとらわれない新しい大きな波を市政に伝えることができるようになることを期待します。
     入会は無料です。無党派層の方たちも含め、共有可能な目標にむかって、共に歩みを進めていただければ幸いです。
     入会していただいた方には、不定期になりますが、政策に関連したニュース、トピックス等を発信させていただきます。
  • 後援会への入会申込ページ
  • 入会申込書(PDF)ダウンロード

ページトップへ