*
*
*

最近読んだ本 – 細胞から若返る!テロメア・エフェクト –

 この本の重要な要素である染色体、DNA、遺伝子については、混乱があるかもしれないので、事前におさらいをしておきます。

 細胞のなかに核があり、核のなかに染色体があります。
 DNAは非常に細くて長い糸状の物質で、ヒストンと呼ばれるタンパク質に巻きついています。化学的な性質は「デオキシリボースを含む、核のなかの酸性を示す物質」なので、「デオキシリボ核酸」と呼ばれています。
 染色体は、DNAがタンパク質に巻きついたもので、核のなかでは、染色体が集まって塊のようになっています。
 DNAは核のなかに存在し、人間の場合、体細胞一つに46本のDNAがあります。
 人間の場合、タンパク質を決めているDNAの遺伝子部分は全体の1.5%程度で、残りの部分は遺伝子ではありません。
 DNAの遺伝子でない部分も含めた全体がゲノムと呼ばれ、多くは未知の部分です。

 著者のエリザベス・ブラックバーン(ノーベル医学生理学賞受賞者ということです)によると、あらゆる染色体のDNAの端には、タンパク質でできた鞘のようなものかあり、その鞘の部分にテロメアがあるそうです。
 テロメアは遺伝子ではないDNAの塩基対からなり、染色体の端を密封することで、細胞が分裂する際、染色体とそのなかの遺伝的物質が壊れるのを防いでいるそうです。
 人間の体は細胞が分裂し、新しく生まれ変わることで正常な機能を維持していますが、細胞分裂の回数には限度があり、細胞分裂のたびにテロメアも短くなっていきます。そして細胞分裂が不可能な長さにまで短縮すると、若い細胞が生まれなくなり、老化が始まります。これがテロメアの長さが人間の寿命を司っているという説の根拠になっています。
 しかし著者によれば、著者によって発見され、テロメラーゼと名づけられた酵素が、短くなったテロメアを再生し、再び元の長さに修復することがあり、必ずしも老化に向かって一直線に進行するというわけではないそうです。そして、このテロメラーゼという酵素の産生は、精神と肉体の在り方に大きく影響され、人間は自分の心と身体をコントロールすることで、テロメアの伸縮に関与できるそうです。
 結論としては、健全な環境のなかで、安全な食事を採り、適度に運動し、明るく健やかに生きることが、テロメラーゼの産生を促し、その働きでテロメアを再生し、細胞の若さを保ち、ひいては寿命を長くすることができるということのようです。

最近のニュース・トピックス

カテゴリー

アーカイブ


  • 後援会の代表者
    行政書士・マンション管理士・社会保険労務士
    ファイナンシャル・アドバイザー
    徳田 賢一
  •  政策への賛同者が一体になることで大きなうねりを引き起こし、党派にとらわれない新しい大きな波を市政に伝えることができるようになることを期待します。
     入会は無料です。無党派層の方たちも含め、共有可能な目標にむかって、共に歩みを進めていただければ幸いです。
     入会していただいた方には、不定期になりますが、政策に関連したニュース、トピックス等を発信させていただきます。
  • 後援会への入会申込ページ
  • 入会申込書(PDF)ダウンロード

ページトップへ